課題背景Before

商品点数が増える中で、各ブランドとの在庫連動システムを導入していたが、以下の課題があった。

1、客先注文の商品を入庫後、一度在庫計上してから出荷するためリードタイムが長く、注文から出荷まで３日かかった。

2、計上せずにTCとしてスルーさせるために、ソーターを２重にして仕分けることを計画していたが、設備費用が大きかった。

3、仕分けにSAS（STOC ASSORT SYSTEM）を使用していたので、検品工程に負担が大きかった。

導入効果After

1、客先注文の場合でも注文から１日で出荷することができるようになった。

2、１次仕分けにソータを使い、２次仕分けにGASを使うことで、自動封かん＋送り状貼り付け機の「PaLS」を含め、ソータを２重にする当初予算の1/2の費用で導入することが出来た。

3、SASからGASに変更したことで、検品工程が無くなった。

ソリューション内容

ファッションアパレル通販様にとって、在庫を切らすことは機会損失に直結するので、各ブランド側との在庫連動を行っていたが、客注商品は一旦在庫計上しないと出荷できない仕組みであったため、リードタイムも長く、出荷作業が煩雑であった。

そこで、在庫計上せずに椿本チエイン様のソータ→タクテックのGAS、最終的には自動封かん機のPaLSまで入れて効率を追求したシステムを導入することが出来ました。

課題背景Before

通販事業の売り上げ拡大に対し、人手不足・能力不足に悩んでいた。

1、ピッキングリストを使い、ピッキングエリアからつみ取った商品を一度ピッキング棚に収納し、さらにそこからシングルオーダーピックを行うという２重に「つみ取り」を行う方式をとっていたため、人手が必要で無駄が多く、処理しきれなくなっていた。

2、仕分け後も検品工程の負担が多かった。

導入効果After

トータルピックした商品をGASを使って仕分け兼検品を行うことで、生産性が２倍になり、出荷ピーク時でも問題なく対応できるようになった。

ソリューション内容

多品種小ロットを基本とするCD・雑貨の通販を行うタワーレコード様は、ピッキングエリアから例えば100オーダー分をピッキングして２次的なピッキング棚に収納し、そこからさらにシングルオーダーピックを行い、仕分けたオーダーを検品して送り状を発行するという工程が必要でした。

弊社提案では、ピッキングエリアからトータルピックしてきたものをGASを使って仕分け兼検品を行うことで導入前と比較して生産性が２倍になりました。

さらに、オーダーの組み合わせの最適化とピッキングルートの最適化を行うLSS（Logistics Smart System）が2020年2月に導入され、さらなる効率化を図っていますが、こちらの実績につきましては追記していく予定です。